皆さん、ドラム持ち運んでますか?


より軽いシンバルを求めるシリーズ3回目です。

第一回
http://884drum.blog.jp/archives/21503628.html

第二回
http://884drum.blog.jp/archives/21924007.html


とはいえ、今回は特に進展があるわけではなく、自分がシンバルスタンドに求める要素をつらつらと撒いていきます。
つまりは半分ひとり言です。


皆さんはシンバルスタンドを使用する時、購入する時、どんな事を意識していますでしょうか。
いったん持ち運び面を除外するとしたら、まずは機能だと思います。
EMEyh_MVAAADQKZ
高く設置したいとか、ブームタイプもストレートにも対応していると助かるとか、ダブルレッグで安定性を考えるとか、そういった事を考える人が多いと思います。

自分も以前は、機能は多ければ多いほど良いと思ってました。

しかし最近はDIYスタンドを組むようになり、逆に機能が少ないスタンドの方が魅力的に感じるようになってきました。
eD3Sb3Jp
もちろん機能が少ない方が軽量になりやすいのですが、それ以外に「自分に必要無い要素を排除することで使いやすくする」と考えるようになりました。

通常シンバルスタンドというものは可動範囲が広いものです。
胴体のシャフトを伸ばして、ブーム部分を伸ばして回転させて、シンバルの重さと三脚のバランスを取りながら位置を微調整して…

その分、セッティングにかかる時間も長くなってしまいます。
もちろん、この調整はドラムの演奏に必要な大事な工程です。

しかし動かせる範囲が多い分あれこもスタンドのパーツを動かしたらうまくいかず、最初の状態に戻すことになってしまってかえってセッティングに時間がかかってしまう、なんてことは少なくないです。
同じ経験をされた方も多いのではないでしょうか。
m-1LMGKx
最近自分が愛用しているスタンド達はその点に関してはとても助かっています。
なんといっても、本体を伸ばしてシンバルを置いたらそれで完成するのですから。
あとは叩きたい場所に置くだけです。

傾ける事もできませんし、高さも大してありません。
もちろんブームもありません。ストレートのみです。

調整する箇所が無い→調整する必要が無い→調整する手間もいらない

こう考えるとセッティングにかかる時間が大幅に短縮できるうえ、本番でも練習と同じ感覚で演奏がしやすいです。
高さは何cmで、ブームの傾きは何度で、ブームは何cmのところまで伸ばして…なんて考える事もありません。
要塞セッティングで細かい人はここまで決めているそうですが、その必要はもちろん自分にはありません。
EOU4IgeU8AEFHVp
いつも通りスタンドを組んで大体の位置に楽器を置いておけば、大体いつもの練習通りのセットで演奏できます。


機能が少ないことによるメリット、実はまだあります。

それは壊れる可能性が減るということです。

スタジオやライブハウスのスタンド、よく壊れてるイメージがありませんか?
無茶な使い方をする人のせいもあるかもしれませんが、ちゃんと使っていてもやはりいつかは少しずつガタがきてしまうものだと思います。

そしてそれは、機能が多ければ多いほどスタンドを構成するパーツも多くなり、その分壊れる可能性が高くなってしまいます。

複雑すぎるとメンテナンスも大変ですし、シンプルな構成なものを長く大事に使っていくのが自分に見合っていると考えています。

これからも自分が分かりやすい、使いやすいものを使っていこうと思います。
これはDIYで組む際のテーマでもあります。



ブログランキングに参加しています。
面白かったり今後も読みたいと思って頂けたらクリックしてみてください♪