皆さん、ドラム持ち運んでますか?


最近リュックでドラムセットを持ち運ぶスタイルが自分の中で定番化しています。
この運び方をし始めて半年ほど経ちますが、未だに学ぶべきことが色々あります。

以前登山家の荷物について書いたりもしましたが、重い荷物を持って運ぶ世界の人達に関しては常に目を光らせています。

音楽をしていくうえで「重い荷物を運ぶ」行為自体は必要であるわけではないですが、自前機材必須な我々には参考にすべきことはいくらでもありますからね。

というわけで今回はスポーツ会場などでビールを売り歩く、いわゆる「売り子さん」の仕事を見てみましょう。


ここで紹介されているビールサーバーは4kg、タンクは10kg、総重量は14kgとのこと。

売り子さんのバイト情報サイトによると平均15~20kgものビールサーバーを背負って売り歩いているそうです。

自分が背負っているドラムセットは重い時で20kg程度。

これを若い女性が、時には炎天下や強風の中、笑顔を振りまきながら人混みをかきわけて階段を上り下りしながら売り歩いているというからすさまじい話です。

売り子さんの仕事を参考にしたいがために、一切野球もわからないしお酒も飲めないのに球場に行ってみたくなります。

ネット上の記事で確認できる範囲を見た印象は以下の通りです。

【ビールサーバーが売り子さんの体の負担を考えて作られている】
もはや当たり前の事ですよね。
軽量化についてはもちろんですが、歩きやすい重心を作るためにあえて少しサーバーの重量を増すという常人には考えつかない発想が盛り込まれています。
軽くするだけが優しい事でないのですね。

※ITmediaビジネスオンライン参照
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1604/20/news012.html


【ビールサーバーを背負う時と降ろす時は同じ高さのテーブルを使う】
動画で売り子さんの裏側風景をいくつか確認した際、重いビールサーバーを背負う時や降ろす時は皆さん同じ高さのテーブルを使って置いていました。
これはお酒を扱う衛生上の問題ももちろんあるでしょうが、やはり重いものを背負うならテーブルに乗せてから背負った方が楽だしスムーズそうでした。


【ポイントは腰ベルト】
体に密着させて負担を軽減するベルトですね。このビールサーバーでも重要な役割を担っているようです。
胸元で固定するチェストベルトもあるにはあるのですが、女性は胸があるので誰でも使えるわけではありません。
となるとやはり腰ベルトの方が重要となるわけですね。


自分はひとまずチェストベルトだけ付けていますが、腰ベルトで体に固定する方法も検討した方が良さそうですね。
あとは中の荷物も重心を考えて詰めなければと。
これに関しては楽器の耐久度もあるので簡単にはいきませんが、うまいこと負担のかからない姿勢を保てる詰め方も検討したいと思います。



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